会長挨拶

作業療法は「こころ」と「からだ」、遊びや仕事、あなたらしい生活をサポートします

私たちは普段、仕事をしたり、旅行やスポーツを楽しんだり、料理や買い物をしたり、洗濯・掃除などの家事をしたり、友人と会ってお茶を飲みながら会話を楽しんだりと、多くの作業活動を行っています。この意味のある作業をすることは人を健康にし、そして健康を維持していく作用があると捉えています。

しかし、病気や怪我、老化、環境の変化などのさまざまな原因によって、その人にとってあたりまえの作業や活動が奪われてしまうことがあります。その人が『からだ』や『こころ』に不自由さや障害を持ったとしても、「やってみたいこと」、「やらなければならないこと」があるはずです。

それらが実現できるよう、一緒に考え、生活に寄り添い、地域のなかで元気に生き生きと過ごすことができるための支援が「作業療法」です。

子どもからお年寄り、未病の方から心身に障害を持たれた方、また、認知症や神経難病、ガン、生活不活発病など、あらゆる年代と疾病の有無にかかわらず、作業療法士は心身機能の改善を図りながら、作業や活動を補うための道具を選んだり、時にはその作業がやりやすい環境を工夫したりと、多くの「技」や「知恵」を持って接しています。

楽に衣服を着替える方法、トイレの仕方、お風呂の入り方であったり、また、安心できる住環境に調整をしたりします。

その他にも片手や利き手でない手でもできる調理や書字などの指導もします。また、身体の麻痺を改善する訓練、杖や車椅子など福祉用具の選定、パソコンなどの機器を操作しやすくするための工夫や動作練習、といったさまざまな方法であなたらしい生活をサポートしていきます。

おわりに、当会は県内に勤務する“作業療法士”で組織している団体です。1965年に作業療法士という国家資格が誕生しましたが、当県では1984年11月に「和歌山県作業療法士会」として発足しました。これまで多くの方々の支えもあり、会員も500名近くに増え、県内各地の病院や施設などに従事し、奔走しております。

これからも県民の皆様の健康増進に役立つリハビリテーション専門職として、より一層の学術研鑽・技術向上に努めながら、地域に貢献できる団体として活動をしてまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。

2020年11月吉日

一般社団法人 和歌山県作業療法士会
会 長  川 雅弘

一般社団法人
和歌山県作業療法会
会長

川  雅 弘

テキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいります

テキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいります

テキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいりますテキストがはいります